氷乃の徒然日記

ゆとり世代看護師の日常を綴ったブログです

プライドと自己肯定感

こんにちは。3日ぶりですね。日勤からの夜勤連勤乗り越えました。

 

今日はプライドと自己肯定感についてお話します。

まず、改めてプライドと自己肯定感の意味について。

 

プライド

→誇り、自尊心。(Googleより)

 

自己肯定感

→自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心、自己存在感、自己効力感と同じ意味あいで用いられる。(Wikipediaより)

 

先日、仕事中に焦りから業務の優先順位を見失いました。

尊敬する先輩からの依頼に対して期待に応えるべく血液培養の採血に挑戦しましたが、思ったよりも時間を要し、完遂できずでした。(発熱の原因菌詮索のための採血ですが、別の部位の血管から滅菌操作で2セット分採ります。1箇所からしか採れなかった…無念)

依頼をしてくれた先輩に何度か途中でヘルプを求めましたが、とても忙しい夜勤だったので協力は得られず。別の先輩に依頼したが相談するタイミングが遅かったので「プライドもって自分で粘るのも良いけど、決められた時間の中で2人いないとできないこともあるんだから、フリー(受け持ちを持たないで周囲のフォローをする人)はもっと全体の進捗状況と効率を見ながら動かんといかんで」とご指導いただきました。

「高熱の患者さんだ!血液培養の採血を採ってからじゃないと薬を使えない!早く採らないと!」という焦りと周囲も忙しく頼りにくい状況から自分でなんとかしなければと思っちゃったんですよね。まだまだ未熟な自分を反省です。

 

とはいえ、今回のこの案件、自分を見つめ直す良い機会になりました。

実は私、新卒から1年で病棟からICUへ移動になりました。

仕事や働き方を覚えきらないままの移動。

加えて、医療事故を3〜4件ほど短いスパンで起こした後の移動。

気持ちが落ち込んでいる中での超急性期看護という新しい環境。

自分の仕事に自信を全くもてず、やることすべてに不安と恐怖でした。

それ故にあの頃の私はプライドや自己肯定感など皆無でしたね。

そんな私も3年目となり、今回のように周りから依頼を受けることがよくあります。

依頼を完遂できたときや、患者さん・スタッフに「ありがとう」って言ってもらえた時、仕事がスムーズにこなせたとき、自分の存在価値を認められます。この繰り返しにより、自分の仕事への自信に繋がっていたみたいです。今回の気づきは失敗がきっかけなので良くはないけれど、気づけて嬉しかったです。

 

年数を重ねるとできることが当たり前に見られるようになってくるし、ベテランの中にいると自分の未熟な点ばかりに目がいきがちになりませんか?私はもっぱらそのタイプです。日本人に多そうですよね(笑)

自分を過剰評価するのは良くないけれど「まだまだ未熟な自分だけど、できることも増えてきたんだ」と自分を認めること・肯定することはとても大事だと思います。自分の良いところも悪いところも認め、受け入れていくことで自分が理想とする看護、働き方に近づけていきたいところです。

 

みなさんの自己肯定感を高めるきっかけになれば嬉しく思います。

では今日はこのへんで。長文お読みいただきありがとうございました。